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未来記事*私の願望

  • mkii93
  • 6月21日
  • 読了時間: 3分

私が実現したい5年後について、

未来記事を書いてみました。


5年後、こうなっていたいなという願望です。

そして、自分の願望を皆さんと共有できたらと思い、

ここに残しています。


ぜひご一読いただけると嬉しいです。



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【未来をひらく仕事人】特集記事 ※架空の記事です。


「“働くって、幸せだ”と思える社会を、熊本から」

短時間正社員制度の旗手・城井美礼さんが描いた未来


2029年4月、熊本。今や県内では、「短時間正社員制度」という言葉を聞いたことがない企業担当者は少ない。その旗振り役となったのが、キャリアコンサルタントの城井美礼(きい・みれい)さんだ。


2019年、キャリアコンサルタント事務所「ヒトト」を開業。2020年からは、自らも「短時間正社員」としてOfficeツグミに勤務しながら、働き方の実践と探求を重ねてきた。そして2023年、熊本で本格的に短時間正社員制度の普及活動を開始。企業への制度導入支援だけでなく、セミナー・採用支援・社内研修・セルフキャリアドックなど、多角的な取り組みを積み上げてきた。


「私は“働く人の幸福度を上げること”がすべての出発点だと思っているんです。幸福度が高くなれば、人は他人に優しくなれる。いじめや差別、虐待といった悲しい出来事は、そうやって少しずつ減っていく。働くことが苦しみの原因ではなく、幸せの土台になってほしいんです。」


この5年間、城井さんは毎月セミナーを欠かさず開催し、のべ300人以上が参加。熊本県内では制度導入に取り組んだ企業が60社を超え、求人掲載の事例も400件を突破した。「制度をつくる」ことが目的ではない。「制度を使って、現場の空気を変える」ことこそが、城井さんの目指すところだ。


ある歯科医院の院長はこう語る。「“時間が短い=戦力にならない”という思い込みが外れました。今は“どうすればその人が活きるか”を考える組織になりました。」



現在、彼女の年収は1,000万円を超える。だが、働き方はあくまで週2日は短時間正社員としての勤務、週3日は個人事業「ヒトト」としての仕事に充て、残りは家族との時間に使うというスタイル。


「家族と過ごす日常も、仕事も、どちらも私の“生き方”の一部。だからこそ、無理をしすぎず、バランスを整えながら続けることが大切なんです。」


彼女の周りには、同じ志を持つ仲間が全国に増え、47都道府県すべてにネットワークが広がっている。各地域で活動するキャリア支援者や企業人事との連携により、熊本の成功事例が地域特性に合わせて展開されている。まさに、熊本発、日本全国に広がる“希望のしくみ”だ。


「子どもたちが、“働くってなんか楽しそうだな”と思える社会は、もう少しずつ実現してきていると感じます。でも、私はその先を見ています。働くことが“楽しくて、豊かで、そして安全”であること。私自身、高齢出産で子どもを授かったからこそ、自分がいなくなった未来でも、安心して生きていける社会を残したい。そのために、今を生きる大人たちが“働くことに希望を持てる”ようになることが、やっぱり一番大事なんです。」


制度の設計、導入支援、社内風土づくり、そして次世代への希望まで。城井さんの仕事は、働き方を超えて、社会の優しさのインフラを築いている。



 
 
 

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